KC.KIUCHI氏によるKONA BAY 2009年モデルの解説


PALM TREE 2009 
もちろんこの柄は、云わずと知れた「DUKE KAHANAMOKU」の復刻である。 僕自身も、数年前に復刻している。 普通の柄は、柄と柄のリピートの間隔が短いが、これは絵のようになっており、機械抜染では現在30インチの染めができる染工所がなくなっているため、かなりレアーだ。 ホリゾンタルパターンは、未だハワイで大人気。

NAVY これは僕がオリジナルで考えた配色。パームツリーの幹を、白とネービーとブルーと3色も使っている。グランドのネービーも渋く仕上がっており、カーキのチノと合わせれば、ほぼ完璧に近い着こなしになる。

BROWN この配色はオリジナルの「DUKE KAHANAMOKU」に見られる色使いで、すごく大人っぽい雰囲気が出た。この大きな柄は後ろから見ても映える。僕がずっと使い続けているオイスターシェルのボタンも見事にマッチしている。


 


CLASSIC BORDER 
この柄は1950年代製のマクレガー社の復刻。 何年か前にオークションで手に入れたシャツで、オリジナルは長袖のデッドストックであった。着てみると具合がかなり良く、「今年はこれだ!」と思った柄である。

WINE この茶に見えるワインも、実にお洒落。モダンなボーダーでこの渋い色使い。 ハワイアンキルトのような大きな柄と、縦のボーダーが粋である。 大きな柄の中の、単色のグラデーションも細かく、日本の染色の技術の高さがうかがえる。

NAVY この地場が広い柄は、抜染に最適で見事な仕上がりである。このネービーと白のコンビネーションは、地味なようで華やかさがあり、派手なようで妙な落ち着きがある、最高傑作のひとつだと思う。


 


MT. FUJI 
「DUKE KAHANAMOKU」の復刻。この柄は、数年前からずっとやりたかった一、 富士、二、鷹、三、なすびの、鷹がない柄。大きなスペースのある柄の配置は、和柄ながら和柄に見えない秀逸な作品。 やっと念願が叶い作ることができた。

CHARCOAL GREY
この色ほど、近年むずかしい色はなかった。 少し違うと紺になるし、少し違うと黒になる。僕がどうしてもゆずれなかった色が、このチャコールである。結局2ヶ月到着が遅れたが、手間暇かかったお陰ですばらしい仕上がり、とても満足している。

鶸色(ひわ色) 今年の色の中で、最もアロハっぽくないのがこれである。 正に昔の着物の配色。黄色とか緑とかつまらない表現をしたくなかったので、ひわ色と呼ばせていただく。これに新品のインディゴのジーンズをコーディネートすれば、見た目すっきりの男前になること請け合いだ。


 




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