KC.KIUCHI氏によるKONA BAY 2007年モデルの解説


PINE BORDER 
昨年に引き続き今回もパインを採用した。このデューク・カハナモクのパインのモチーフはご存知のように未だに人気抜群だ。パイン柄だけを集めているコレクターもいるほどである。 今回は昨年と同じパターンではおもしろくないのでパインをボーダーにしてみた。 毎年作り続けている前合わせのボーダーだ。これにすることにより一層おしゃれに見える。実際作ってからわかったのだが、今までで一番生地を使った。この片耳のボーダーの染めもむずかしい。とにかく手間暇かかったものだ。今シーズンはこれを「東京」レーベルとした。

BLACK 意外に僕が作るシャツは黒が少ない。しかも今回はパインがピンク。着てみるとどうなるのだろうと羽織ってみると実に渋い。パインがピンクなんていうことはどうでもいいと思うくらい全体の仕上がりが完璧。今年の夏、街を賑わすにはもってこいだ。

WHITE 最近は白のアロハが少ないと関係者から聞く。汚れが目立つからか各メーカーなかなか作らない。冬に売れるのは濃い色。夏に売れるのは淡い色。この対照的な色のどちらを取るかは、みなさん次第です。


 


GINGER SHELL 
これはカメハメハの復刻。いつも、いつもデューク・カハナモクではと考え、少しイメージを変えてみようと作ったが、あまり変わらなかった(笑)。良いものは良いということだろう。これは初心者にも上級者にもいける柄だと思う。アロハチックと言えばアロハチック、大人っぽいと言えば大人っぽい。すでにデリバリーを開始したハワイのベーリーズ・アンティークではタレントが買っていっているらしい。

BLUE 実に爽やかな仕上がり。この手のブルーはあまり日本のメンズでは売りにくい色らしい。しかし今回ハワイではこの色から出ている。僕はあまりこの色は使ったことはない。どう推移するか楽しみだ。

BLACK この色はちょっと間違えると品が悪くなるが、葉に水色とベージュが入ることでそれが払拭されている。この色を着こなせればアロハの達人に一歩近づいたと言っても過言ではないであろう。

WHITE
この白もセンス抜群。葉もブルーや緑、赤が入っているが元々柄自体のセンスが良いのだろう、柔らかい仕上がりになった。この3色のうちのどれを取るかむずかしい選択だ。



  


PALM TREE 
これはお馴染みのデューク・カハナモクの復刻。デューク・カハナモクの柄は今も売れ続けているが、本格的に作っているハワイのメーカーはほとんど存在しない。この30インチの染めをしてくれるところが年々減り、日本国内でもあとわずかになった。
作る側からすると、この30インチの柄を作ってこそアロハの醍醐味と言えるであろう。

WHITE
今回全ての柄に白を入れてみた。この白はおしゃれ度NO.1と言えるほど綺麗だ。この白はハワイでの結婚式に着て参列してもらいたい。それくらい華やかな場所に着ていきたくなるシャツだ。東京でもハワイアンパーティが多いそうだからそんなときに着用してみるのも良いだろう。

RED この赤には苦労した。自分のイメージどうりの色が出ない。説明するのにも手間がかかった。「もっと濃くして下さいとか、もっと黒を入れて下さいとか」抽象的な表現から作り込んでいった。仕上がりは見てのとおり1950年代のボーリングシャツ風、かつおしゃれでインパクトがある色になった。


 


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