KC.KIUCHI氏によるKONA BAY 2011年モデルの解説


SURFER 
コナベイオリジナル柄は、随分とご無沙汰した。 この柄のヒントは、一枚の写真からであった。 サーファーの写真を、何か使えないかと考え、何枚かピックアップ。 そのうち四枚を選んだ。それを黒抜きにした。 そこからスケッチを起こした。 最初は横並びの絵であった。平凡すぎたので、僕の言葉で「川が流れるように上から下へ」というリクエストを出した。 イメージはエンドレスサマーと、ヴィンテージアロハのゴーギャンウッドカットを参考にした。 そろそろオリジナルと考えていたので、タイムリーであった。 2011年、もう少しアロハシャツが、広まるといいなーと思いつつ、創作した柄である。 ちなみにこの中の一つのサーファーは、超有名人である。

ORANGE
ゴーギャンウッドカットと、ほぼ同じ配色にした。 緑、オレンジそれらを少し抑え気味にする為、グレーを用いた。 生地の段階ではかなり派手に見えたが、シャツになるとめちゃくちゃ渋い。 今までの僕が作ったアロハとは、かなりイメージが違うものが、出来上がった。 インディゴの濃い色のジーンズに、合わせたい。

BEIGE こちらは水色、黄色を抑える為に、ベージュを使った。 淡い色ばかりで、これも今まで作ったことがない配色。 淡い色の分、サーファーたちの黒が引き立った。 ジーンズとの相性も、抜群に良さそうな色。 この柄は女性物も作っていきたい。


 



LEAVES
DUKE KAHANAMOKU BY CISCO社製の復刻。 久しぶりのデューク。 僕のヴィンテージ収集は、このメーカーから始まった。 南国の雰囲気がする植物が、モチーフ。 シンプルだが、実にかっこいい。 この柄はけっこう別の配色も多かったので、その当時人気があったと推測される。 比較的大きい柄であるが品があり、優雅な印象をもたらしている。 ハワイでは、挙式がかなり多くなっているので、ぜひフォーマルな時に着てもらいたい。

BLACK この配色は、オリジナルにある。 黒ベースで、白と黄色。 色数が少なく、シンプル。 以前は色数の多いものを、作ってみようという気持ちがあったが、ここ数年は色数が少ない方が、かっこいいと思うようになった。 この色は、特に落ち着きがある。 グレーのパンツに合わせると渋い。

GREEN
グリーンも、久しぶりな気がする。 こちらも、トータルで3色。 グリーンをグランドに、シルバーと白を配す。 このシルバーを、水色にするかかなり悩んだ。 悩みに悩んだ末、このシルバーになった。 この色のやり取りは4回にも及び、どの配色が良いか一番考えた。 かなり思い入れがある。

    


LAND OF ALOHA 
このランドオブアロハはアロハシャツでは古典、また王道の柄である。モチーフはハワイアナ。 女性がレイを用意し出迎えるシーン、カメハメハ大王、ウクレレ、魚、植物、フルーツなど。 ハワイの生活がふんだんに取り入れている。 楽しさが伝わってくる柄で、賑やかだ。 復刻に関しては、ホノルルの「ベーリーズアンティーク」からぜひやって欲しいとリクエストがあった。 「ANTHONY BOURDAIN」というアメリカで超有名なコメディアンが、ベーリーズを訪れた際に、そのオリジナル ヴィンテージ ランドオブアロハを、2000 ドルで購入した。トラベルチャンネルというテレビ局が、その模様を放送した。その放送は YOUTUBEに流され、ベーリーズにはこのシャツを求めて客がやってきたのだ。 それが3年ほど前。今でも日に数人から聞かれるらしく、ぜひともということになった。僕も一度やってみたい柄だったので、すぐに着手した。

BLACK
テレビで放映した色は黒ベース。 ひとつはすぐに決定した。赤、水色、緑、黄色、白、黒などを使い、 全体のバランスが非常に良く、ランドオブアロの大きな文字を白にしており、そこがかなり目を引く。 白やグレーのパンツと合わせれば、フォーマルでも大活躍間違いなし。

YELLOW
もうひとつの色が、なかなか決まらなかった。 ここ数年なかった、山吹色をチョイスした。 この黄色は、日本では売れない色であると聞く。 でも敢えて、この色を選んだ。 ランドオブアロハの文字は、爽快な紺を使用。 こちらの方が色数を抑えてあり、清涼感がある。 紺と山吹の相性は良く、新作ではこれがかなり気にいっている。 黒やネービーのパンツやジーンズと、相性が良さそうだ。

 




<KONA BAY 全商品ラインナップ>

<KONA BAY 2002, 2003年モデル解説> <KONA BAY 2004年モデル解説>

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